独学で学ぶ土地家屋調査士

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土地家屋調査士は独学で合格できる?勉強時間と進め方(学習順序)

この記事の要点

独学での合格は可能ですが難関です。勉強時間の目安は約1000時間(午前の部の免除がないと約1200時間)です。

最大の壁は記述式で、自分で採点しにくく、図面の精度の判断も難しいためです。

進め方はインプット(民法・不動産登記法・調査士法)→ 択一過去問中心のアウトプット+記述 → 直前の過去問・模試が基本です。

独学での合格は可能ですが、記述式の対策が大きな壁になります。やみくもに進めず、勉強時間の目安と学習順序を先に決めておくことが大切です。

必要な勉強時間の目安

合格に必要な勉強時間は、一般に約1000時間が目安とされています。

午前の部の免除がない場合は、午前の対策で200時間ほどが加わり、合計で約1200時間が目安になります。多くの人は測量士補で午前免除を受けて、午後の部に集中します。

たとえば平日1.5時間・休日3時間のペースだと、1年〜1年半ほどかかる計算です(時間はあくまで目安で、個人差があります)。

独学の最大の壁は記述式

択一式は、テキストと過去問を繰り返せば独学でも進めやすい分野です。

一方で記述式は、自分で書いた解答を採点してくれる人がいないため、どこが減点されるか分かりにくいのが難点です。とくに作図は、どこまでがセーフでどこからアウトかの判断が独学では難しく、自己流の癖がつきやすくなります。

そのため、記述式は早めに着手し、解答例と見比べながら進めるのが効果的です。

学習の進め方(順序)

基本の流れは次のとおりです。

①インプット:テキストで民法・不動産登記法・土地家屋調査士法の基礎を理解します。民法は不動産登記法の前提なので、民法から先に進めるのが効率的です。

②アウトプット:択一の過去問をくり返し回しながら、記述式(計算・申請書・作図)にも取り組みます。時間配分はおおむね択一7・記述3が目安です。

③直前期:過去問や模試で、本番の時間配分(択一→建物→土地)に慣れます。

効率よく進めるポイント

遠回りしないために、次の点を意識します。

  • 先に午前免除を整えて、午後の部に集中する
  • 択一を固めてから記述に時間を厚く配分する
  • 記述は満点でなく、まず基準点クリアを目標にする
  • 過去問を中心に、出題された論点から学ぶ

まちがえやすいポイント

択一だけを完璧にしても、記述式が基準点を下回れば不合格です(足切り)。独学では記述を後回しにしがちですが、記述には早めに着手し、解答例と見比べて作図・申請書の感覚をつかみましょう。択一・記述の両方で基準点を超えることが合格の条件です。

理解度チェック

Q. 土地家屋調査士試験の独学合格に必要な勉強時間の目安は、約1000時間(午前免除を前提)とされる。○か×か。

○。一般に約1000時間が目安で、午前の部の免除がない場合は約1200時間とされます(時間は目安で個人差があります)。

Q. 独学で最も対策しにくいのは、択一式である。○か×か。

×。最も対策しにくいのは記述式です。自分で採点しにくく、図面の精度の判断も難しいためです。

Q. 択一式で高得点を取れば、記述式が基準点を下回っても合格できる。○か×か。

×。択一・記述それぞれに基準点があり、どちらかを下回ると不合格です(足切り)。

まとめ

独学合格の目安は約1000時間で、最大の壁は記述式。インプット(民法→不動産登記法→調査士法)→択一過去問中心のアウトプット+記述→直前、の順で進めます

午前免除を先に整え、択一を固めつつ記述にも早めに着手するのが、遠回りしないコツです。

参考にした資料

・土地家屋調査士試験の勉強時間(約1000時間)・独学の課題(記述式)・学習の進め方について、受験予備校・解説サイトで確認

独学で学ぶ土地家屋調査士 編集部

この記事を書いた人

独学で学ぶ土地家屋調査士 編集部

土地家屋調査士試験の用語・条文・記述式・測量計算を、法務省の公式情報と最新の法令に照らして整理しています。

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